君たちはどう生きるか

2ヶ月前からコンビニに置いてあって、

気になっていた本を買いましたので紹介したいと思います。

 

 

「君たちはどう生きるか」

1937年に出版された吉野源三郎さんの小説『君たちはどう生きるか』を羽賀翔一さんが漫画化したものになります。

僕が買った本の帯には190万部突破と書いてあり、宮崎駿の次回作の名称にも決定しているため、

まだまだ人気が出そうですね。

 

あらすじ

「コペル君」こと本田潤一という15歳の少年が、

学校生活を送るなかで経験したさまざまな出来事を通して、

ものの見方や人間関係、社会の構造などについて観察し、考えを深めていくという内容です。

作中では、彼の父の遺志を受け継いだ編集者の叔父さんがコペル君を導き、

読者は、物語の終盤でコペル君が手にすることになる「おじさんのノート」を一足先に読みながら、

コペル君の成長を追いかけていきます。

 

 

読んでみた感想

学生の時に読みたかった本であり、大人が読んでも学ぶところはあると思いました。

コペル君の体験が、誰しもが過去に経験したことのあるようなものなので、

「おじさんのノート」を自分への語りかけのように読んでいました。

「人はこうあるべき」という教えが、押し付けがましくなく書かれていて、

自分で考えるということがこの本の大事な部分なため、

自己啓発本を読むよりよっぽどこの本の方が良いと思います。

(ただ漫画のわりには活字が多いので、本を読むのが苦手な人には苦痛なのかもしれません。)

 

時間があれば再読したい一冊でもあるので、お時間のある方は是非!