ギフテッド

 

観ました。

 

「ギフテッド」という言葉は本当にある言葉で、

先天的に、平均よりも顕著に高度な知的能力を持っている人のことを指すそうです。

 

こう聞くと全てのレベルが高いのかなと思いますが、

全ての分野に秀でていることは稀で、何かに突出していることが多いそうです。

 

この物語は、天才数学者の母親を持ち、

自身も突出した数学の能力を持つ“ギフテッド”のメアリーをめぐる物語です。

 

このメアリーがとにかく可愛い!

 

容姿もさることながら、幼いけどどこか賢い、

生意気ざかりの可愛らしさが溢れ出ていてたまらんです!

 

メアリーの母親が早くに亡くなったため叔父のフランクのもとで育つのですが、

フランクはある理由からメアリーを普通の学校へ通わせます。

 

しかしメアリーの類稀なる才能が隠せるわけもなく、

周りの大人たちはメアリーをギフテッドのための

特別な学校へ行かせた方がいいと言い出します。

 

そしてついに、フランクにとって一番知られたくなかった人の耳にも

メアリーのことが入ってしまい…てんやわんや…というお話です。

 

この映画を観て感じたのは、周りの大人たちが言い合うばかりで

張本人であるメアリーの考えをほとんど聞いていないことへの違和感でした。

 

確かに、幼い子どものことなので

経験豊富な大人たちが舵をとってより良い将来を選んであげるのは

すごく大切なことだと思います。

 

とはいえその子の人生なので、

子どもであってもその子の意見を尊重してあげるべきなのでは…

もっと耳を傾けた方がいいのでは…

と映画を観ながら思ってしまいました。

 

人生って難しい…。

 

この映画は、どんな優れた才能よりも

大切なのは「愛する才能」だと教えてくれる、心温まる映画です。

 

 

お時間があればぜひ観てみてください!