コピーを考えるのに疲れてしまったら、、、

8月!夏休み!お盆!プール!かき氷!花火!浴衣!セミ!…
( 〇□〇)ハァハァ

 

こんにちは!のおくはらです。

 

今週はお盆前のラストスパートなので、タスクはきちっと片付けてゆっくりお休みに入りたいですね!

 

入社して早4ヶ月が経ち、最近はLPの構成作りを任されることが多くなりました。

 

LPの構成作りは、リディアミックスで過去制作したものを参考にしたり、他社のLPを参考にしたりしながらLPの流れ(プロット)を考え、その上で中身のコンテンツをライティングしていきます。

 

答えのない広告の世界。

 

1週間という限られたスケジュールの中で商品と向き合って、

ユーザー目線を分析して、でも分からなくなって葛藤して、反抗しようとして反省して…

 

そんな中でメインコピーやキャッチコピーを考えるのですが、

商業コピーの発想にまだまだ慣れていないこともあり、コピーの思考法によく迷子になっていますorz

 

今回のブログタイトル「コピーを考えるのに疲れてしまったら、、、」は、つまり私のことです(T-T)

 

考えることがしんどくなって「もう逃げたい!」ってなった時

それでもモチベーションをあげるために何ができるか、今回はご紹介したいと思います。

 

 

レジェンド達の言葉が、私のファイトソングになる。

 


36人のコピーライター&プランナーが語ったコピーの作法が特集されている「ブレーン」※1を最近買ったのですが、特集の1番はじめにこんな文章があります。

 

   あなたが誰かになる必要はない。
   あなたはあなたの
   コピーを書いてください。
           コピーライターを目指すあなたへ
                      仲畑貴志


引用文献:
仲畑貴志, 「特集 超新訳コピーバイブル/青山デザイン会議-時代感覚と言葉の価値」『ブレーン』,宣伝会議, 2014 (10), p.33

 

「おしりだって、洗ってほしい。」【TOTO ウォシュレット】など、数多くの名作コピーを残してきた仲畑さんの「コピーの作法」です。

 

シンプルで強いメッセージ。

優しいようで突き放しているようにも感じる。

 

今の時代、インターネットでいくらでもなんでも調べられるから。

検索して、誰かの言葉を活用することができる。

 

でも、マネた言葉は、結局、自分が向き合うべき商品に似合いの言葉になってくれないことが大半。

ちゃんと考えねばってなる。

 

でも考えるって簡単に聞こえるけど、

 

商品を擬人化してみたり、ターゲットの悩みを具体化したり、理想の姿を描いてみたり、擬音語で表現したり、嘘をつかないように繊細な言葉を並べたり、逆の発想をしてみたり、馬鹿になって考えてみたり。

 

色々しなきゃ見つからないんだよなあって初心を思い出しながら、

また商品と向き合う。

 

たくさん考えて、ちゃんと広告になって、成果が出たら、

やっと誰かにメッセージが届いたんだって実感するんだろうなと思います。

 

それはきっと嬉しくて、嬉しくて、うれしい瞬間。

 

まだその瞬間をしらないけど、想像して今日もまた構成を考えていこうと思います。

 

まだ見ぬ誰かのために、今日もコピーを考えたい。


それでは、2022年のお盆休みが良い休日でありますように。

 

 


余談ですが、「そうだ 京都、行こう。」【JR東海】で有名な太田恵美さんのコピーの思考の宣伝会議デジタルマガジンが一部掲載されていたので、リンクを貼っておきます。

https://mag.sendenkaigi.com/brain/201410/copy-bible/003307.php
太田恵美・岡本欣也, 宣伝会議デジタルマガジン, 2014年10月号 ブレーン 超新訳コピーバイブル 太田恵美、岡本欣也のコピーの作法


※1:ブレーン 2014年10月号 出版社:宣伝会議「特集 超新訳コピーバイブル/青山デザイン会議-時代感覚と言葉の価値」